【これだけ見ればOK!】2024年8月20日のマーケット

中・上級者向けマーケット分析

20日の日経平均株価は、前日(19日)今年に入って最長の連続上昇局面を記録した米国株の上昇を引き継いだことや、円高の一服が好感され、674円上昇しました。

昨日の記事はこちら

おもしろいことに、19日の日経平均株価は674円下落しましたが、20日の日経平均株価は674円上昇と、同じ値幅で上下しました。

米国株は前日まで8営業日続伸していましたが、史上最高値に迫るなかポジション調整などで、上昇がストップしました。

今週金曜日のジャクソンホール会合までは積極的に米国株を買うムードにはなれず、様子見姿勢が続きそうです。

ドル円は東京時間こそ堅調に推移していましたが、欧州勢参入後(15:00頃)に下落に転じ、そのままズルズルとNY時間に入っても軟調に推移したことで、145円前半まで下落しました。

今週に入り、ドルの上値はかなり重い印象です。

私は引き続きドル円のロングを狙っているのですが、かなり慎重に底打ちを確認してからロングしたいです。

それでは、2024年8月20日のマーケットをどうぞ!

RBA議事録(🇦🇺)

RBAは8月6日会合の議事録を公表しました。

8月6日の会合を簡単に振り返ると、ブロック総裁は『利上げを検討した』と述べていました。

その議事録が公表されたわけですが、ブロック総裁の発言を踏襲するように、『利上げも議論した』とされています。

ただ、実際は利上げではなく金利は据え置かれた会合でしたが、据え置きの理由として『市場の予想よりも、政策金利を現行水準で安定的に維持することは、インフレ率を合理的な時間枠で目標に戻すのに十分である可能性がある』との理由で、政策金利は据え置かれました。

据え置きでの豪ドル安を防ぐために、ブロック総裁のタカ発言でバランスを取った形です。

豪州の基調的なインフレ率は3.9%と依然として高く、経済を痛めてでもインフレの息の根を止めるというRBAの強い意志を感じます。

ただ、そんなRBAのタカ派姿勢を無視する形で、市場は現在、今年末までの利下げ確率を84%織り込んでいます。

RBAか市場か、どちらが正しいのか判断するのは時期尚早ですが、今後のデータが示す方向にトレードしていきたいと思います。

カナダCPI(🇨🇦)

カナダのCPIは市場予想に一致したものの、前月から伸びが鈍化したことで、市場はカナダ・ドル売りで反応しました。

結果市場予想前月
CPI(前年比)2.5%2.5%2.7%
コアCPI(前年比)1.7%1.9%
CPI(前月比)0.4%0.4%-0.1%
コアCPI(前月比)0.3%-0.1%

CPI(前年比)の伸びは、2021年3月以来の低水準となりました。

結果を受けて、市場は年内3回利下げ(0.75%利下げ)を完全に織り込みました。

カナダ中銀(BOC)の会合は、今年9月4日・10月23日・12月11日に予定されており、市場の予想通りになれば、今年残りの会合全てで利下げが行われることになります。

そう考えるとCPIの結果を受けてのカナダ・ドル安は納得の動きです。

カナダ中銀は2023年7月会合から6会合連続で政策金利を据え置いていましたが、2024年6月会合で今回の利上げサイクルで初めての利下げを実施して以降、2024年7月会合でも利下げを実施しました。

つまり、現時点でも2会合連続で利下げをしており、年内残り3回の会合でも利下げを行うとなると、5会合連続での利下げということになります。

当然、利下げは通貨安に繋がるため、今後もカナダ・ドルは上値が重い展開が続きそうです。

まとめ

20日の米国株は連騰記録がストップしてしまいましたが、仮に9営業日続伸となれば、1992年以来です。

一度、9営業日続伸を目にしたかったのですが、残念です。

ただ、連騰記録はストップしてしまいましたが、引き続き米国株は上昇を続けると思います。

今週金曜日のジャクソンホール会合でのパウエル議長の発言は、米国株の上値を抑える材料になるかもしれませんが、良い押し目になりそうです。

パウエル議長は7月FOMC会合で9月利下げを匂わす発言をしており、それ以降に発表された経済指標に過熱感は見られなかったため、7月FOMCでの発言を踏襲すると思います。

ただ、市場は9月FOMCで0.25%利下げではなく、0.50%利下げを行うのでは?との見方も一部では出ており、それが8月5日以降の米国株の上昇に繋がっています。

仮にパウエル議長が『9月FOMCで0.25%利下げを行います!』と宣言しても、市場は素直に米国株買いに動かないと予想できます。

つまり、今週金曜日のジャクソンホール会合でのパウエル議長の発言は、米国株の上値を抑えるイベントになりそうです。

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